アップルの一生涯のファンに(1)


以前にiPodというMP3プレーヤーを紹介した。
そして、そのiPodを洗濯した、という事件を
紹介した。(参照日記


その後日談。




洗濯機の中からiPodを発見した奥さんの
落ち込みようは、それは凄かった。


iPodはMP3プレーヤーとしてはやや高価な代物。
それだけの価値はあると思う。
しかも、僕からのプレゼントという付加価値も
あったので、その損失は大きかった。


それを思いがけない事故によって、文字どおりに
水の泡。というか洗剤の泡の中へ。


引越しを本当に直前に控え、何かと出費がかさむ
時期。簡単に買い替えれるわけではない。
90日間の保証が付いていたが、計算をしてみると
不幸にも10日程過ぎている。
もちろん、洗濯したものに保証が効くとしてだが。



とはいえ、このままインテリアとしてiPodを使う
のは、あまりにも偲びない。
二人で話し合った末、思いきって修理に出すこと
にした。



修理はアップルのホームページのみから受け付け
るとのこと。
フォームに従い、必要事項を記入していく。
なんでも梱包用の資材を送ってくれるとのこと、
それに梱包し、着払いで送れば良いとのこと。


洗濯をしてしまうといった、とんでもない扱いを
したにも関わらず、至れり尽くせりだ。
もちろん、そんなことは露とも知らないだろうが。


故障の状況を書く欄には「洗濯をしてしまった」
とは、さすがに書けず、
「誤って水に落とした」とだけ記入した。


ちょっと修理代が幾らになるのか全く読めず、
恐いものがあったので、備考欄を利用して、
「あまり高いようなら直す前に教えて下さい」と
付け加え、送信ボタンを押した。



後日、予想以上に早く梱包用資材が送られてきて、
丁寧にも記入済みの着払い伝票まで入っていた。
厳重な梱包を済ませ、いったい幾ら掛かるかな、
という不安を胸に、アップルへiPodを送り込んだ。



1週間も掛からずにアップルから届いた荷物に
この後、夫婦揃っておおいに驚かされた。



続きは明日の日記へ。