胎児に読み聞かせ

中学の頃、図書館で借りて読んだ本
指輪物語』が映画になって、
日本でも今年の春に公開された。
来年の春、再来年の春と続編が
公開され、3部作で完結だ。


映画の公開に合わせ、文庫版を買い、
今年また読破し、映画と合わせて
自分のなかでブームが湧き起こって
いた。


来月に発売される4枚組のDVD
「スペシャル・エクステンデッド・
エディション」も気になる。


当初、ボーナス映像が6時間以上と
なっていたのが、最近見たら7時間
以上と変わっていたのには驚いた。


指輪物語』は、子ども向けの
おとぎ話を文学作品にまで昇華させ、
ファンタジー文学なるジャンルを
作ってしまった作品だが、実はこの
話の前にはプロローグがある。


ホビットの冒険』は『指輪物語』の
中の指輪の出所が分かる、序章的な
物語。当然、気にはなっていたが、
今まで躊躇していたわけは、これが
児童書だからだ。


本の巻末にも「小学6年、中学以上」
としっかり明記してある。
本文もひらがなが多く、漢字のルビも
満載だ。


これは作者のJ.R.R.トールキン
自分の子どものために書いた本だから
当たり前なのだが、買うのには少し
抵抗があった。


しかし、図書館で見つけてしまった。
もちろん児童書なのだが、今日返却
された本のなかに入っていたので
見つけることが出来た。


思わず借りてしまった。
図書館って素晴らしい。
そういえば『指輪物語』も最初は
図書館で借りたんだったなぁ。


本当は子どもが産まれたら買って
読み聞かせながら自分も読もうかと
思っていたのだが、衝動的に借りて
しまった。


胎児にも読み聞かせは良いと聞く。
お腹に向かって読み聞かせても良い
のだが、奥さんが困るだろうか。
想像するとおかしな図だ。


奥さんのお腹に向かって児童書を
読み聞かせている旦那の図。
まあ、悪いわけじゃないが、
止めておこう。