歯みがき


嫌がる子もいるんだろうが、娘は大好きだ。歯みがきが。
テレビ「おかあさんといっしょ」の影響もあるのだろう。
歯みがきを始める前からテレビの歯みがきシーンを
興味深そうに見ていた。


だからなのか、始めからすんなり、歯ブラシを渡すと
咥えて腕をちょこちょこと動かすことさえする。


自分で磨くことが嬉しいらしく、なかなか「仕上げ」を
させてくれないことが難点。渡してくれない。
渋々と渡してくれて、ママが仕上げを終えると
娘は歯ブラシをまた奪い「仕上げの仕上げ」を始める。
それくらい好きなようだ。


しかし、歯みがきを嫌がって磨かせてくれないよりは
ぜんぜん助かる。娘の納得できるようにやらせている。


奥の歯もだいぶ生えてきたのだが、口の奥に指を入れ、
「これ、これ」と奥歯が生えてきたことを教えて
くれながら磨いています。得意気です。


歯みがきは寝る前に、お風呂上がりに磨いてから
寝るわけで、歯みがきが済むと一日が終わり、さてさて
寝ようかということになる。一日のリズムの中での
「シメ」である。


とはいえ、たまに忘れる。パパもママも。時間が
いつもより遅くなったり疲れていたりすると。
そんなときは娘に忘れてることを教えられる。
「コレ」と歯ブラシが置いてあるキッチンの方を
指差し、「はっひっひっひー、じょーずーなー」
テレビの歯みがきの歌だ。


よっぽど好きなようだ、歯みがきが。素晴らしい。
見習わなきゃ。