娘の特効薬


暑い日が続く。
ひ弱な大人の希望としては、クーラーの効いた部屋で
じっとやり過ごしたいところだが、お外が大好きな娘が
許してくれるわけがない。


朝起きて、ご飯を食べて、着替えた頃合を見計らって
「ゴーゴー!」とお出かけの要求だ。


せっかくの連休に近場ばかりも可哀相。少しだけ遠くへ
ドライブを兼ねて出かけた。雑貨屋さんとお花屋さんが
くっついたようなところ。


ママがお花を選んでいる間はいつものように自由に
店の中と外を走り回る娘と追いかけるパパの図だ。


しかし、暑いのに子どもは元気だ。追いかけるほうは
なかなか大変。バテそうだ。


とはいえ、帰りの車では眠たいけど眠れないようで
機嫌が悪く、ぐずぐず。やっぱり疲れたんだろう。
なかなか寝れなくて可哀相。だんだんと手が付けれない
くらいにぐずり出した。


ふと閃き、ニモのサントラをかける。それもサントラの
最後の曲。娘の大好きな曲だ。ジャズナンバー。


泣きやんだ。曲が終わるとまた機嫌が悪くなるが、
また同じ曲をかけると収まる。


素晴らしい。この曲は手放せない。最後にはこの1曲を
リピートで帰ってきた。


こんなに気にいった曲はアンダーワールドの曲以来。
どうにも困った時には助かる。特効薬だ。