クリスマスに躍らされて

クリスマス前の連休。
両親にクリスマス・プレゼントを持って
遊びにいく。


一緒に住んでたときは
あまりイベント事を家族でしなかった。
両親もあまり好んでやるほうじゃなかったので
クリスマスや誕生日なんかは
サラリと流していた。
プレゼントなんかも貰うこともあげることも
あまりなかったと思う。


自然と僕もクリスマスなんかの
イベントには冷めている部分はあった。


しかし奥さんの家族はイベントを
大事にしていて
プレゼントの交換なんかも積極的。


僕にとっては新鮮だった。
家族にプレゼントなんて、
今までは数年に一回。
旅行のお土産もなかったりした。


年に数回もプレゼントをしたりなんて
考えたこともなかった。


まず僕が奥さんにつられ、
まあ奥さんと一緒にだが両親に
プレゼントを持っていくようになると
両親もあまり経験もないし、喜んでくれる。
その反応も僕には新鮮に映る。


すると今度は両親もプレゼントを
くれるようになったりする。
なんだか驚きである。


クリスマスとか
以前は馬鹿騒ぎにのせられてる気がして
なんだか冷めて見ていたところもあったが、
今はその馬鹿騒ぎに自ら乗せられて、
クリスマス色の街に
奥さんや家族の顔を思い浮かべながら
プレゼントを物色するのが楽しいと思える。


以前よりクリスマスが楽しみになっている。
たとえクリスマスの意味を知らなくても、
企業の戦略だろうと
周りの大事な人達の
笑顔のきっかけになるのなら大歓迎
と思える。