apple社から無料配付されている“iTune”というソフトがある。
最近OSをアップグレードしたら付いていたので使っているが、
これがなかなか良くて、
コンピュータを立ち上げたら取りあえず起動して、
ランダム再生で有線状態で使っている。
iTuneの機能のなかでCDDB(CDデータベース)から
CDのアルバム名や曲名を簡単にダウンロードできる機能がある。
CDDBとはインターネット上に置かれたデータベースで、
利用者によって作られたデータベースである。
MacにCDを挿入し、検索すると、
データベースに誰かが曲名などを入れていたら、
それがすぐさま表示される。
見ず知らずの、それこそ世界中の不特定他数によって
作られているデータベースというのが、
インターネットの利点を活かしていて素晴らしい。
この機能だが、CDを検索して表示される瞬間はなかなか快感である。
思わず手当たり次第にCDを挿入して検索してみたくなる。
iTuneに曲を落とすとき、曲名を入力作業が要らなくなるので、
20曲以上も収録されたCDの曲名が一発で表示されると、
たまらなく嬉しい。
検索にもそれほど時間も掛からない。
利用していると、大抵のCDはデータベースに入っていて、
曲名が表示される。
すると今度はデータベースに入っていないCDを
探してみたくなるのが人間の心理ではないだろうか?
所有のCDからデータベースにないものを探し出した。
すると今のところ2枚、見つけることができた。
それも、それほどマニアックではなく、ちゃんとした正規盤で、
新譜ではなく5〜6年前の作品である。
これもまた嬉しい瞬間で、すぐさま曲名などを入力して、
今度はCDDBに送信した。
これがデータベースに追加され、
次に誰かがこのCDを検索したときに利用されるわけである。
インターネットのこういう使われ方は、
素直に「いいなぁ」と思う。