いよいよ明日から、待ちに待った、
映画「ロード・オブ・ザ・リング」が公開される。
試写会は見にいったのだが、全然物足りなくて、
また見に行きたいと待ちわびていた。
一般公開は明日からだが、先行上映が先週あったり
したので、オフィシャルHPの掲示板や、
Yahoo!ムービーの掲示板などでは既に映画の感想が
多く投稿されている。
僕と同じような大絶賛もあれば、つまらなかった
という意見と人それぞれだが、大方は評価は良い
のではないだろうか。
不評な意見には、内心は反論意見は山程浮かんでは
くるが、感性は人それぞれではあるし、議論をしても
仕方がないので、自分のなかにしまっておくが、
僕にとっては、今までの人生の中で最高の映画だ。
もちろん人生の中で原作を読んで、好きだった、
とういことも込みの意見だ。
そういえば、引越しの為に家を片付けていたら、
「指輪物語」のゲーム(テーブルトークRPG)が
押し入れから出てきた。
さて、そんな映画だが、掲示板のなかでは
いろいろな意見が投稿されていた。
そのなかで隣で見ていた子供の様子が書かれていて、
その投稿が印象的だった。
映画が始まって、最初のプロローグの場面では、
少し退屈そうにしていたが、物語が進むにつれ、
身を乗り出して食い入るように見ていた。そして、
ラストシーンでは、
「えっ?どうしちゃったの?」
「終わっちゃったの?」
と一緒に見ていた親に聞いていたそうだ。
数ある投稿の中で、この子供の反応が一番素直な、
最もな反応だと思った。
もう、まさにこんな感じだ。
この子はこれから3年間は、映画の世界に入って
映画の舞台である「中つ国」を身近に感じて暮らす
ことだろう。
良質なファンタジーの世界を身近に感じ暮らすことは、
きっと生活に彩りを与えるのではないだろうか。
早くに、このような作品に出会えたことは、羨ましく
さえ思う。
三部作の一部目のため、起承転結の「起」。
曲で言えば「Aメロ」。
この壮大な物語は、まだまだ序の口にすぎない。
幸い、原作に囚われず素直に素晴らしい作品として
受け入れられた自分も、少なくともあと3年、
この物語の行く末を、焦らされながら一緒に歩める
幸せを感じている。
しかし、今回の第一部のラストも、次まで大いに
焦らされる結末だが、原作を見て思うことだが、
第二部のラストの方が気になる終わり方になるような
気がする。
とはいえ、もう初めの1歩を踏み込んでしまったので、
もう引き下がれない。
けれども、それは幸せにこそはなるが、決して不幸な
ことではないと思う。