豆炭とパソコン-80代からのインターネット入門

1999年なので5年前のお話。物置から顔を出していたので、再び読んでみた。 コピーライターの糸井重里さんが自信のHP「ほぼ日」で連載した企画。糸井さんが母親に突然iMacを送ってしまい。80代でもインターネットが出来るぜ、ってな話。のつもりだったはずだが、この本はパソコンの話というより人間模様だ。
豆炭とパソコン-80代からのインターネット入門
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インターネットが生活をどう豊かにするか。何を得するか。どんなビジネスができるか。乗り遅れないためには。 そんなことは一切抜き。80代ともなると今更新しいことを覚える必要は全くない。インターネットなんて知らなくったて十分生きてきたし、一生使わなくたって構わないだろう。 そんな気負いもない世界でインターネットがあったらどうか。 そう、インターネットの本来の姿がここには描かれている気がする。こんなフラットなインターネットとの付き合いが一番自然で、理想的な感じ。 5年前の話だが、今読んでも全然古くないどころか、インターネットに振りまわされないためのヒントは十分に通用する。