寝苦しい早朝


寝苦しさに目覚ましが鳴る前に暑くて
目が覚めてしまうことがしばしば。
それは娘も同じようで、中途半端に
早い時間に目が覚めることがある。


今朝も暑くて目を覚ますと、隣りで
奥さんもうっすらと目を開けている。
何たる偶然。いや、娘が音を立てて
いた気がする。少し前に。


ちなみに、寝る時のポジションは
下の布団で自由に動き回る娘を
夫婦で挟んで寝ているわけですが、
娘が完全に寝たらベビーベッドに
上げている。


だから、朝は奥にベビーベッドに
乗った娘、そして奥さんがその下で
僕が一番手前になっている。


奥の上座から娘、奥さん、僕。
わが家の力関係を表わしている。


それはともかく、朝起きて、奥さんと
寝ぼけ眼で向かい合っていると、
位置的に僕は娘の寝ているベッドが
目に入る。ムクリ。起き上がった。


うっすらと目が開いている娘。
思わず目を閉じる僕。まだ時間が早い。
もう少し寝たい。


うっすらと目を開け、ボーッとこちらを
見ている娘を薄目を開けて確認する。
寝て下さい、寝て下さい。静かに祈る。
娘から奥さんの顔は見えない。僕も目を
閉じているように見えるだろう。


しばらくすると、ぱたん、娘はまた
倒れ込んで寝に入った。ホッとした瞬間。
きっと目が合っていたら、娘は起きて
しまっていただろう。


安心して、2度寝することができました。
しかし、変な時間に起きたんで、2度寝が
寝過ぎまして、危うく遅刻しそうでした。