花火の大きな音


毎年恒例となってきたが、両親の住んでいる
近くの公園で花火大会があるので出かける。
家の前の道路が封鎖してしまうくらいに近い。
車を停めさせてもらって歩いていけるという
絶好の場所だ。


昨年は娘も7ヶ月だったので近くまで行く
ことは止め、少し離れての花火見学。今年は
近くまで行ってみる。


妹の2人の娘も一緒。これも恒例。
娘の従姉妹となるわけだ。


花火が始まると、その音の大きさに驚いて
泣き出した。妹の下の子。3歳の子が。
もう大泣き。可哀想なくらい。しばらくは
恐怖におののき、慣れるまで相当かかった。


奥さんが小さい頃は花火が恐くて仕方が
なかったらしく、気持ちが分かると言う。
周りの声も聞こえていないようだった。


さて、うちの娘はというと、途中で買った
屋台のポテトフライを片手に「おぉー」と
言いながら花火を見上げている。大きな音に
驚く様子は全く無しだ。


少し前に雷に全く動じない娘を見ているので、
まさかとは思ったが、予想以上に堂々とした
雰囲気。ママの娘とは思えない落ち着き具合。


「コレ」とか言って指差したり、「キレー」
とか言ってみたり。合間にパパの焼きそばを
しっかりと割り箸で食べながらの観戦。
「コレ、コレ」とお茶も合間に要求しながら。


しっかりと楽しんじゃってました。
その姿が面白い面白い。
隣りで大泣きしている従姉妹にも気付いて
いない様子でもある。素知らぬ顔でエンジョイ。


結局、最後まで飽きずに楽しんでいた。
でっかい花火が上がるとパチパチパチと手を
叩き、大人顔負けの風流が分かる娘でした。


いやいや、なかなか肝が座っている。