置きっ放しが心配


昼から買い物も兼ねて出かけようと、身支度をして
車に向かおうと玄関まで来たところ、娘がゴネる。
きのう組み立てた三輪車をどうしても乗っていくと。


その、あまりにも強い意思に押し切られ、結局は車で
出かけるのを中止。娘を三輪車に乗せて出発。


ノリノリなのだが眠気も襲いつつある娘の三輪車を
押しながら近所を散歩。


しかし、今の三輪車は普通に手押しの持ち手が付いてて、
なんとハンドルが固定できる。クネクネ曲がらない。
ペダル以外に足置き場があったりして、三輪車というより
カートに近い使い方もできる。すごいもんですね。


途中に立ち寄った滑り台から帰らないとゴネる娘を
連れてグルッと帰ってくる。


いよいよ眠くなって不機嫌だ。


帰りがけ、隣りのスーパーに寄ろうとする。すでに娘は
三輪車から抱っこになっている。


スーパーに入ると、乗っていなかった三輪車の行方を
気にしだす。


外の自転車置き場に置いてきたと説明。中には持って
これないよと。心配らしく、入口をじっと見て三輪車を
探している。よっぽど心配らしく、半ベソをかきながら、
「かえる!」


仕方なく外に出ると乗るという。さっきまで抱っこ
だったのに、ふたたび三輪車だ。


奥さんに買い物をしてもらって散歩を再開。しかし、
しばらくすると落ち着いてきたようで、次は「ままは?」


買い物してるよと言うと少し寂しそう。行く? と聞くと
「いく」と言うので再度スーパーの自転車置き場に到着。


今度は意を決したようで、ここに置いておくねと言うと、
「うん」と小さく、けどハッキリとした返事。


なかなか可愛いヤツだ。