ようやく日常に近付いてきた。
カバンを無くすということがどういうことか、散々に思い知らされた。
会社の MacBook Pro が金額的にも業務的にも大タメージなのだが、
買ってもらったばかりのカバンそのものも痛い。
また、ポッドキャスターとしては iPod nano とそのマイクは致命的。
nano なんて結婚祝いで奥さんとお揃いで買ったもの、精神的なダメージも
計り知れない。丁寧にサブの初代 shuffle も入っていたからやりきれない。
まあ、財布や携帯電話も入っており、運転免許証や保険証などの身分証明も
失ったうえに、自らまいた種ゆえに信頼まで失った。一番失ったのは自信だろうか。
なんせ、お酒は入っていたとはいえ、路上で寝てしまったのだ。
気付いたらカバンは無くなってました。
そんなに量は飲んだ記憶は無いが、眠かったことだけは覚えている。
自覚する以上に疲れていたのかしら。
しかし、昔から僕を知るものは驚くよりも「学生のときと変わらんなぁ」
という印象のようで、奥さんも呆れてはいるが驚いていない。
良いことか悪いことか、そんなのが余計に情けなくなる。
とはいえ、娘と奥さんには精神的に助けられている。ほんと感謝。
モノはいろいろ、ほんとたくさん無くなっちゃったんだけど、家族とか
助けてくれた友人とか、なんか人の暖かさに触れ、救われております。
頑張って恩返ししなきゃ。
娘の「お酒、一個だけにすればよかったのにー。カバンなんで離しちゃったの?
大丈夫、出てくるといいねー。」という言葉に励まされながら。