30年前の進化したロック

夜になって降ってきた雨にあたって
朝からの風邪気味の頭が傷んで、
肩が重く、意識は朦朧と。
こんなときに聴く音楽は、いつもと
違って、妙に頭に入り込んでくる。


聴いていたのは「Fragile」
といってもスティングの曲ではなくて
イエスのアルバム。
邦題は「こわれもの」


30年前のアルバムなのに、
新鮮に聴こえた。
いま、こんなアルバムはあまりないな、
としみじみと考えていた。



“プログレッシヴ・ロック”
進化したロックは30年前にこんなアルバムを
創っていたわけだ。


どっかの部分では今はロックも退化したの
だろうか。



「Fragile」のアルバムを絞めくくるのは、
“Heart of the Sunrise”という曲だ。
この曲が目一杯つかわれていた映画、
「バッファロー'66」も良かったなぁ。


雨の帰り道の雰囲気に似合う映画と曲だ。