三谷さんのエッセイ集を買う

ゴールデンウィークの合間の仕事。
自分でも驚く程にやる気が出ない。


こんな日もあると自分を励まし、
メールで奥さんにも励まされるが、
こんな日が年に何回か、たぶん少なくない
ことを思い憂鬱になる。


決して暇じゃない。やることは山の様に、
ほんとに山の様にある。
しかし、一度スイッチが切れてしまったら
もう手のつけようがない。
明日からの連休に気持ちが行ってしまい、
ただひたすら、今日という日が終わること
だけを考えてしまう。



そんな現実逃避のときは決まって本屋か
CD屋に足が向かう。タイヤかもしれない。
今日は本屋。
気分が軽くなりそうな本を探す。


いろいろ悩んだあげく三谷幸喜さんのエッセイ
「ありふれた生活」を手にレジへ。


仕事をサボって本を買ってる後ろめたさを
誤魔化すため、奥さんも読みそうなものを。
三谷作品は夫婦で好きだ。
映画「みんなのいえ」も二人で好きな
作品だがその裏話も出ているし、
三谷さんの奥さんのエッセイ集に載っていた
エピソードも三谷さんからの視点で書いてある。


三谷さんの奥さん(小林聡美さん)のエッセイは
マダム小林の優雅な生活」だったと思うが、
これは確か奥さんが買ってきたはずだ。


どちらも普段の生活のエッセイだが、
お互いの視点で、やはり同じエピソードの事が
書いてあったりして興味深い。
読んだことはないが「冷静と情熱のあいだ」も
こんな感じなのだろうか。



話しはそれたが「ありふれた生活」は素直に
面白い。さすが三谷さん。気分が晴れました。


同時にこの日記も笑える部分もちりばめるべき
だろうかとやや反省。
とはいえ簡単なものではないことは三谷さんの
エッセイで垣間みれるので、考えるのはよそうと
やっぱり逃げてみたりする。