初日の出


新年あけましておめでとうございます。
今年は久しぶりに一人で正月を迎えて
います。


昨日は奥さんの実家にお邪魔してたので、
年明けの瞬間は一人ではなかったのです
が、深夜1時には家に帰りました。
奥さんがいない正月に少し寂しい思いを
しました。


早起きをして家のベランダから初日の出
を眺める。
取りあえずカメラのシャッターを切る。


今年も良い年でありますように。



病院で奥さんがシャワーを浴びにいく間、
みうちゃんを抱っこしてあやしていた。
泣きそうだったので。
けど、初めて長い間抱っこが出来たので
幸せでした。


しかも、話かけると両目を開けて、
「だれ? ママじゃない」
といった感じで話し掛ける僕の方を眺める。


生まれた日にも少し両目を開けるところを
見たけど、今日のように長い間、明らかに
僕の方をじっと見つめる姿には、何とも
とろけそうになってしまいます。


話かけると分かるみたいだ。
僕の声でも泣き出さないのは、お腹の中に
いた時にも奥さんのお腹に話しかけると
いう少し恥ずかしい体験をしたからかも
しれない。


途中から泣き出した。
口をパクパク。お腹が空いてるようだ。
ゴメンネ、パパはお乳をあげれない人
なんだよ。
ママが来るまで待って。


話かけたり、歌ってみせたり、揺さぶり
ながら歩いてみたり。
最初は興味を持ってくれたが、次第に
通用しなくなる。
さんざん泣き疲れて、奥さんが戻る直前に
寝てしまった。


ぐずって泣いている最中は、さすがに
戸惑い、焦ってしまうが、いくら泣いても
他の人に迷惑とか、うるさいとは思わない。
不思議と。
何だか幸せ。赤ちゃんの泣き声は好きかも。


もちろん泣かせたい訳ではない。
そのときは困ってしまうが、うるさいから
とか、手が離せないからとかではなく、
早く不満を分かってあげたくて、困って
しまうといった感じ。


自分の父親は子どもが泣くと、
「うるさい、静かにさせろ!」
といった人だったので、不思議だが、
子育てに関しては父親の血をひかなかった
らしい。
自分でもホッとしたりする。


これからも散々にパパを困らせてね。