音の輪郭


みうちゃんの発する声が「音」から「言葉」に
変わってきつつある。


薄々と、何か真似をしているなぁと思っていた
のだが、なんだか一気に形になってきた感じ。


ボヤッとぼやけて意味不明だった「音」が
全体の輪郭が判るくらいに靄が晴れてきている
ようだ。


「いま、○○って言ったよね!」
輪郭から判った言葉を確かめ合うのが、僕たち
夫婦の会話で増えてきている。


1人でゴニョゴニョ、ブツブツ、ヒャァー
などと喋っていることも多いのだが、こちらが
モノの名前を教えると真似ようとしたりする。


パパ、ママ、マンマあたりは当然として、
プー、トゥイーティー、キャベツ、あった、
だめだよ、ピンク、グリーン、おっちゃった、
これこれ、いい、すごい・・・などなど。


手当たり次第にテキトーに聞き取れた言葉を
真似てみて、大人の反応で使い方と発音を
学んでいるようだ。


この正月でいつもより多くの人に会ったのも
良かったのかもしれない。
コミュニケーション能力の刺激と欲求の喚起に
なったのではないだろうか。


面白いので、今まで以上に話しかけ、言葉を
投げ掛けるようにしている。
そして、ちゃんと反応をして上げるように。


鼻歌を歌ってるような時もあって面白い。
なかなか見ていて飽きないのだ。