似たもの親子


昨年は奥さんと子どもの退院が4日だった。
そんこんなで正月休みは毎日のように病院に
通ってたので、とても正月らしくはなかった
のだが、今年はまともな正月を過ごしている。


近くの神宮へのお参りも3人で行けたわけだ。
またもや昨年の感謝と今年の無事を祈る。


しかし、今年は暖かな正月だ。
連日天気も良く、気温も上昇ぎみ。3人で
出掛けるにも穏やかで良い。


記憶では昨年はもっと寒かったような気がする
のだが、心寂しかったからだろうか?


夜になって奥さんの実家へ年始の挨拶に伺う。


挨拶と言っても、年が変わった瞬間は一緒に
外を歩いていたのと、子どもを抱いても歩いて
行ける距離なので、全く大げさなものでは
ないのだが、夕飯をごちそうになる口実の
ようなものである。


何かとよくお邪魔するので悪いなという思いが
ありつつ、みうちゃんという主役を連れて行く
ことで喜んでもらっているので助かっている。


なんせ僕は自分の実家よりもよくお邪魔して
いるので、奥さんの実家のほうが落ち着くのだ。
自分の実家が引っ越してしまって僕の育った
家ではないというのもあるのだが。


とにかく、お邪魔したのだが、奥さんと話して
いて確認したいことがあった。
奥さんの1歳の頃の写真を見たいのだ。


生まれた時から、みうちゃんは奥さんに似ていて、
奥さんの生まれて数ヶ月の写真と瓜二つだった。
最近、顔つきも少し変わってきたみうちゃんと
奥さんの1歳の頃の写真とが変わってきているの
かが、少し関心があるのだ。


結果、やはり瓜二つ、そっくりなのだ。
写真のアングルが似たものを並べると面白いほど
似ている。顔つきは変わってきているのだが、
同じように変わっていっているらしい。


これからも同じように変化するのかな、などと
奥さんの顔をマジマジと見てしまう。


まあ、僕の血が入っているので、みうちゃんの
ほうが可愛いのだけれどもね。
といってもどこに僕の血が影響しているのかが
未だ分かんないけど。


あ、足の指の形は似ているんだった。
顔とは関係ないけど。