図書館の本


図書館は好きな場所。本が好きなので本屋も好き
なのだが、図書館はなんとその本をタダで貸して
くれる。なんと親切なのだろう。


ただ、借りるのはいいが返すのが億劫だ。タダで
貸してくれて、返すのが遅れても延滞料などが
取られるわけでもないのが余計に返す日を忘れさせる。
ついつい気付けば返す日になっている。


返すのが面倒で、つい借りるのをためらうのだが、
有り難いことにわが家の隣りに図書館が出来てくれた。
つまり、会社の行き帰りにちょっと寄れるのだ。


もちろん、その時間には図書館はやっていないの
だが、返却ポストに返すことができる。これが
どれほど重宝していることか。


同じ市内の図書館であれば、他の図書館の本でも
返してよい。仕事中に思い付きで寄って借りた本も
そのポストに返せちゃうのだ。助かる。


今朝も昨日までに返さなきゃいけなかった本を
慌ててポストに放り込む。
家を出るときに鞄に4冊を詰め込んで、ポストに
放り込んできた。


会社で鞄の中から本を発見する。図書館のシールが
貼ってある。どういうことだ? 今朝返したはず。


ちゃんと4冊をポストに放り込んだ記憶があるが、
3冊しか返さなかったのか。それとも、もしや
自分の本を入れてしまったか?


しかし、何か持ち歩いていただろうか。記憶に無い。
けれども持ち歩いていてもおかしくない。
何かなくなってる本はあるだろうか。


結局ぜんぜん思い出せない。家でなくなった本を
探すが、なくなったものなどあるのだろうか。


電話をして問い合わせるべきなのかもしれないが、
本のタイトルどころか、本当に入れてしまったのか
分からないので問い合わせづらい。


気付かない本ならいいか、なんて諦めてみたり。
けど、後から気付いたらどうしよう。問い合わせを
するなら早い方がいいのは分かるのだが・・・。