赤い下着

一昨日に抜いた親知らず、大した痛みもなく、もう
ほとんど普段どおりの生活。思ったより楽なもんだ。
以前に上の親知らずを抜いた。下のほうが大変と
聞いていたので、構えていたのだが、難なくクリア。


母親から電話があった。赤いパンツのお礼だった。
申年の申の日に赤いパンツを送ると良いらしいので
送ったもの。僕はこの習慣を知らなかった。


母親は聞いたことはあると言っていたが、今年って
申年だったっけ、などと知識を役立てれないダメさを
露呈していた。


ついでに親知らずを抜いたことを報告する。すると
「あんた、親知らずなんてあったの?」
などと、まるで「10円ハゲなんてあったの?」と
言わんばかりのリアクション。別に親知らずがあっても
おかしくはないと思うのだが、抜いたことよりも
親知らずがあったことに驚いていた。


「小さいときに抜かなかったの? 小さいときに抜くと
楽なのに」
って、あなたが連れて行かなきゃ抜くわけないでしょ。
なんで他人事なの。


久々に母親の無責任なボケぶりにやられました。
いい加減なんだよなぁ。変なところ適当というか。
ただ、A型のくせに妙に大雑把な自分の中にそんな
母親の血を発見してしまったりする。