早朝の決断


昨夜から降り続ける雪によって
起きたら一面、雪景色。
ここでは珍しい。年に数回あるかないかの景色。


昨日の朝は予想をはずし、いい天気だった。
思わず選択をして、外に干して、夜まで外出。


すっかり油断をしてました。
まさかここまで、降り積もるなど思いもせず・・・。


昨夜、外出から戻ったときにはすでに降り積もり、
外に晒された洗濯物どもにも雪がかぶり、
寒そうに凍えていた。


しかし、ここでもまだ、油断していた。
「すぐ止むだろう」
「いま洗濯物を取り込んでも仕方がない、
このまま外に干して、乾いたら取り込もう」


バカだった・・・。
見事に一晩中降り続けた雪によって、
洗濯物はすでに凍死状態になっていた。


駐車場で自分の子どもを車に乗せたままで
車を離れ、戻ったらヤバい程脱水状態だったとき
親はこのような気分なのだろうか。


寝ぼけた頭を無視して、ここは決断を下した。
「もう、どうにもならん」


すぐさま洗濯物は再び洗濯機のなかへ・・・。