笑いを探す


近ごろはみうちゃんと遊ぶのがますます
面白い。言葉の理解力が一段と増して、
話が通じるのだ。


こちらの話は全て理解してそうな気がして
みうちゃんの話がいまいち分からない時が
あるのが申し訳ないくらいだ。


馴染みの歌を唄うと嬉しそうにやってきて
隣りで手をくねくねして踊ってくれる。


「こんにちは」という言葉には頭を下げて
応えてくれる。「クマはどこ?」と聞くと
クマのぬいぐるみを指差して教えてくれる。


機嫌の良い時という条件付きではあるが、
かなり普通にコミュニケーションが取れて
楽しい。


理解力が増して、思考力も少し上がって、
笑いのツボも変わってきたようでもある。


前とは違う、新たな笑いのツボを探すのも
楽しい作業ではある。

風呂上がりに服をおとなしく着てくれなく、
風邪をひかせるわけもいかないので、僕も
必死なのだが、そんなとき、笑いのツボを
刺激して、その隙に服を着せちゃうのだ。


笑いを誘うのは必須能力かもしれない。


あまり単純なことは見向きもしてくれない。
けっこう厳しいのだ。
なかなか冷ややかな仕打ち。


その変わりヒットをすると、前より豊かな
表情で笑ってくれるという褒美が待ってる。
なかなか挑戦のし甲斐があるのだ。


最近、少し笑いのツボを見つけるコツを
掴みかけてきた。
お姫様に気に入られるように、更に研究を
しなくては。