甘い罠


世界は娘を中心に回っている。
少なくてもわが家は娘が中心だ。


昔であれば、欲しい本などは街に出て大きめの
書店をはしごして探し回ったりしたもんだ。
そんな時間もあったもんだ。


今は娘しだいの生活なので、そうはいかない。


見つかるかどうか分からない本を探してぶらつき、
お茶をしながらあっちこっち歩き回って、
疲れて外で夕食を済ませてくるなんてことは
無理である。


そんな代償の引き換えは、余りあるほど娘に
もらっているのだが、こと買い物に関しては
不自由になったといえる。


クレジットカードの番号を入力するのは抵抗が
あるので極力避けているネットショッピングだが、
そんな買い物に時間をさけれない僕らには魅力は
大きい。少ない時間で探し回れる。


とうとうamazon.co.jpに手を出してしまった。


amazonは商品も豊富でマイページなどのサービスも
便利で、使い始めたら衝動買いが増えそうな
危険な香りを醸し出している。


オススメ商品攻撃が、クレジット番号とは違った
危険さを持っている。


しかし、とうとうその一線を越えてしまった。


1500円以上が送料無料というのに負けてしまった。
しかも、3900円以上でブックカバーがもらえると
いうので無理やり2点お買い上げで4000円くらいに。


amazonの思う壺。
キャンペーン効果抜群である。


で、何を買ったかといえば、奥さんがfotolog
はまっているポルトガル語(ブラジル語)の辞典。


さすがにamazonでも選択肢が多いわけではないが、
予算的にも内容的にも納得の物を見つけようと
思ったら、かなりの時間と体力を使うことだろう。


娘を連れていたとしたら、その労力は計り知れない。


時間が掛かっけのは、クレジットカードにするか
代引きにするかってところだ。


結局は思い切ってクレジットカード。amazonを
信じてみました。


で、もう1冊は何故か僕がフランス語の辞書。
いるのかどうかを十分に考える前にカートの中に
入れちゃいました。恐ろしい。


と思っていたら、夜にはバランスを考えてか
娘の本2冊が追加注文されてました。
洋書の絵本。なかなかいい感じのもの。


さっそく甘い罠が・・・。